健康被害

健康被害
けんこうひがい

家が原因となる健康被害とは?

家が原因となる健康被害としては、大きく2つに分けることができます。

一つ目は、シックハウス症候群としても知られる、ハウスダストや化学物質を体内に吸い込むことで起こる健康被害です。
二つ目は、家の中の温熱環境によって引き起こされるヒートショックや、熱中症のような健康被害です。

シックハウス症候群からくる健康被害の症状とは?

シックハウス症候群は、化学物質やハウスダスト(カビ、ダニ)によって室内の空気が汚染されることが原因で起こる健康被害のことです。

シックハウス症候群の主な原因は以下の2点になります。

化学物質による中毒症状
カビやダニというアレルゲンによるアレルギー反応

室内環境をこうした化学物質やハウスダストのない環境にすることが大事です。

温熱環境からくる健康被害の症状とは?

温熱環境からくる健康被害の代表格が、ヒートショックです。
ヒートショックとは、家の中の温度差により血管が収縮する症状のことをいいます。
ヒートショックは、高齢者の方が、浴室などで起こしやすい健康被害として毎年話題に上がっているくらいです。

暖かい部屋から寒い部屋(手洗い場や北側の部屋、脱衣所など)に移動する際、体が熱の放出を防ごうとし、皮膚に近い血管を収縮させます。
これによって血圧が急激に上昇し、脳卒中などを起こしてしまいます。

こうしたヒートショックを防ぐならば、家の中の温度差は解消しなければなりません。
そういった観点でこれから家を探す方は、ぜひ家の断熱性・気密性に着目し、冬暖かく夏は涼しい家を実現してみてはいかがでしょうか。

前の記事

アレルギー

次の記事

一次エネルギー