屋上緑化

屋上緑化
おくじょうりょっか

建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋根や屋上に植物を植え緑化することです。
屋上緑化の良い点は、植物の蒸散作用により周辺の気温を下げる効果が期待できるのと、植物が太陽熱(直射日光)を遮るために断熱効果を発揮し屋内の気温が下がるために、空調の稼働率を下げることになり、省エネの効果があらわれます。

同様に、建物の外壁を緑化することを壁面緑化(へきめんりょくか)といいます。

屋上庭園や草に覆われた土屋根、ツタの絡まる壁をもつ建築物は各国で古くから存在し、再度注目が集まっています。
日本でも夏にはヒョウタンやヘチマの緑陰で家屋に涼を呼ぶ習慣がありましたし、極寒の国では屋根に生やした草が断熱材となり寒さを防いでいました。

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