湿潤養生

湿潤養生
しつじゅんようじょう

家の基礎で使われるコンクリートから水分が失われないように、コンクリートに対して保温・保湿のための養生を施すことを湿潤養生といいます。

コンクリートが硬化する際、セメントの水和反応が完全に行われるために必要な水セメント比は22〜27%程度といわれています。
したがって、理論上はコンクリート硬化のために水を補給する必要はありません。
しかし、コンクリートの表面が急速に乾燥すると、コンクリートの内部からも水が引き出されて十分な水和反応が得られなくなります。
そのため、湿潤養生が必要となります。

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