【 土地選びの基礎知識】建ぺい率、容積率とは?
同じ大きさの土地でも、建ぺい率、容積率によって皆さんが建てられる家の面積の大きさが違ってくるのをご存知ですか?
建ぺい率60%、容積率80%ってなに?
結局、どんな土地を選べばよいの?
建ぺい率・容積率は大きい方がよいの?
駐車場(カーポート)や倉庫を作ったら、家はそのぶん狭くなるの?
こんなお悩みに丁寧にお応えします。皆さんの土地探しの役に立ててください。
「土地が広い」=「広い家が建てられる」は勘違い
家を買うならば、土地探しもとても大事になりますね。皆さんは、土地を探すにあたって、どのようなことを重視していますか?
■駅からの距離は近い方がいい
■病院や学校、スーパーマーケットが近い方がいい
■土地はできる限り広い方がいい
おそらく、上記のような利便性を重視して土地を選ばれていませんか?
土地を探される場合、気をつけなければならないことが一つあります。
実は、広い土地を買ったとしても、必ずしもそこに広い家を建てられるとは限りません。
上記のことを理解するにあたって必要なのが、建ぺい率、容積率です。
建ぺい率と容積率をしっかり理解すると、どんな土地で、どれくらいの広さの家を建てられるのかをイメージできるようになります。
建ぺい率とはなにか?
建ぺい率とは、「土地の面積(敷地面積)に対して、どれくらい広く家を建てられるか(建築面積)」を表すものです。
建ぺい率を計算式で表すならば、以下の通りとなります。