トリプルガラス
トリプルガラス
とりぷるがらす
トリプルガラスとは何か
トリプルガラスとは、ガラスを3枚重ね、ガラスとガラスの隙間に空気やアルゴンガスまたはクリプトンガスを充填することで、窓の断熱性を高める窓ガラスの仕様となります。
ガラスとガラスの間に充填したガスが、断熱材としての役割を果たしています。
窓ガラスをトリプルガラスにすることによって、断熱性能だけでなく遮音性能も高めることができます。
トリプルガラスの方がペアガラスより断熱性が高い理由
トリプルガラスの方がペアガラスに比べて断熱性は高いです。
断熱性を高めているのは、ガラス自体ではなくてガラスの間に挟まれている空気なのです。
アルゴンガスまたはクリプトンガスは、空気よりも熱を通しにくい気体です。
トリプルガラスは、ペアガラスよりも空気の層を1つ多く設けている分、断熱性が高まります。
トリプルガラスは結露しないのか
トリプルガラスの断熱性が高いからといって、結露しないわけではありません。
サッシの断熱性能が悪ければ結露します。
たとえば、アルミ樹脂複合サッシの場合には、アルミの箇所が熱橋となります。
そのため、室内の水蒸気がサッシに触れて結露することはあります。
また、樹脂サッシを使えば結露を防げるわけでもないです。
樹脂サッシといっても、単に樹脂を組んでつくった気密性の低いものは結露します。