アルミ樹脂複合サッシ

アルミ樹脂複合サッシ
あるみじゅしふくごうさっし

アルミ樹脂複合サッシとはなにか?

アルミ樹脂複合サッシとは外側(屋外側)にアルミ、内側(屋内側)に樹脂を使った複数の素材を組み合わせて製造されたサッシのことを指します。

・耐久性の高いアルミサッシ
・断熱性の高い樹脂サッシ
2つの素材の利点を複合させたのがアルミ樹脂複合サッシです。

アルミ樹脂複合サッシの断熱性

アルミ樹脂複合サッシの断熱性は、アルミサッシと樹脂サッシの間くらいです。

アルミサッシは断熱性能が極端に悪いものの、安価で加工がしやすいというメリットがあります。
一方、樹脂サッシは値段は高いものの断熱性能に優れたサッシです。

両者の特徴を兼ねあわせたのがアルミ樹脂複合サッシとなります。

アルミ樹脂複合サッシで結露することはあるか?

アルミ樹脂複合サッシでも結露は発生します。

なぜならば、アルミの部分が熱橋(室内と室外で熱のやり取りを促す部分)となるからです。
室内で発生した水蒸気がアルミに触れることによって急激に冷やされ結露します。

アルミ樹脂複合サッシのメリット

アルミ樹脂複合サッシのメリット①:強度と断熱性を兼ね備えている
強度が高くて軽いアルミサッシ
断熱性の高い樹脂サッシ
アルミ樹脂複合サッシは、2つの素材の利点を上手く組み合わせた構造です。

アルミ樹脂複合サッシのメリット②:樹脂サッシより安い
アルミ樹脂複合サッシの値段は、アルミサッシと樹脂サッシの間くらいです。

樹脂サッシはアルミサッシに比べて値段が高い(2倍くらい)ので、手頃な値段で断熱性を高めたい方に選ばれやすいのがアルミ樹脂複合サッシです。

アルミ樹脂複合サッシのデメリット

アルミ樹脂複合サッシのデメリット①:樹脂サッシより断熱性が低い
アルミを使用している分、樹脂サッシより断熱性は下がります。

先ほども話したように、アルミの部分が熱橋となり結露します。

結露ができる部分にカビが生えやすくなり、アレルギーの原因になるダニが湧きやすくなったり、木材が腐る原因になります。

アルミ樹脂複合サッシのデメリット②:劣化しやすい
アルミ樹脂複合サッシの樹脂の部分は紫外線に弱いです。

樹脂の中でも質の悪いものは劣化しやすいです。
質の良いものは紫外線の多い地域でも30年くらい品質を維持できるでしょう。

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