気密測定

気密測定
きみつそくてい

気密測定用の送風機で、屋内の空気を屋外に追い出します。
その時の風量と屋内と屋外の気圧差から気密を測定します。
室内外の気圧の差を測定することで、家の中にどれだけの隙間があるかを測定します。
この測定方法は、JISによって規定されています。

気密性の低い家だと、送風機を回すとすかさず外の空気が家の中に入り込んでくるので、気圧の大きな変化はありません。
一方、気密性が高いと、家の中の気圧が低くなります。

このように、送風機で外に吐き出した空気の量と気圧の変化を見ることで、気密性能を計算することができます。

ちなみに、気密性能の指標はC値(隙間相当面積)であり、住宅の隙間の面積を延床面積で割った値で算出します。

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