健康な家を建てるには?
家づくりにかける費用を
ライフサイクルコストで考えてますか?
家の断熱性を高めるには、一般住宅と比べると建築コストがかかります。しかし、断熱化で削減できる暖房費が年間で36,000円とすると、30年でおよそ108万円も暖房費を削減できる計算になります。住宅ローンと同様に長い目でみて、ライフサイクルコスト(住宅の生涯コスト)で判断すると、断熱化にかかるコストアップも検討しやすいのではないでしょうか?
断熱性の高い家は、医療費の負担軽減
というメリットもあります。
断熱性の高い家は、暖房費の削減効果だけではなく、先述でご紹介した健康改善効果もあり、医療費の負担軽減にもつながります。その効果を3人家族で試算してみると、年間で約3万円少なくなることに。つまり、30年でおよそ90万円も医療費が軽減できる計算になり、断熱化によるコストアップは、決して高い買い物ではないことがわかります。
断熱材にかかる費用は
建築コスト全体の11~12%程度です。
家づくりには、基礎や構造・内装・住宅設備など、さまざまなコストがかかります。その中で断熱化にかかる費用は、高性能断熱パネルで、建築コスト全体の11~12%。高断熱サッシでは5~6%に。そのように考えると、建てた後でも替えられる設備などの費用を抑えるなどして断熱化をしたほうが、賢い家づくりと言えそうです。
断熱アップは決して高い買い物ではありません!